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ドローンと地上レーザーで森林を3D計測【林野庁との実証】

林道脇で歩行デモを行う四足歩行ロボットVision 60と、見学する参加者
目次

株式会社ASOLAB.は、2026年10月14日(水)、林野庁と共同で、長野県の森林でドローンと地上レーザーによる3D計測を行いました。森林調査を3D計測で効率化できるかを確かめる実証の一環です。前日には、四足歩行ロボットに計測機材を載せて動作を確認しました。

実施の概要

  • 日程: 2026年10月13日(火)事前チェック/10月14日(水)現地計測
  • 場所: 長野県内の森林
  • 実施: 林野庁 中部森林管理局、株式会社ASOLAB.
  • 上空からの計測: DJI Matrice 400+Zenmuse L3
  • 地上からの計測: FJD Trion S1、360度カメラ
  • デモ: 四足歩行ロボット「Vision 60」(米国Ghost Robotics社)

前日:四足歩行ロボットに計測機材を載せて動作を確認

10月13日は、Vision 60に地上レーザー「FJD Trion S1」と360度カメラを取り付けて動作を確認し、問題なくデータを取得できました。Trion S1は、自分の位置を推定しながら周囲をスキャンし、色付きの点群(3D座標の点の集まり)を取得できる機材です。

四足歩行ロボットVision 60と、事前説明を聞く参加者

当日午前:雨の中で四足歩行ロボットのデモ

14日の午前は、雨の中でVision 60が林道脇や下草の茂る林内を歩くデモを行いました。

当日午後:雨が上がり、上空と地上から計測

午後には雨が止み、Matrice 400にLiDAR(レーザー計測器)のZenmuse L3を載せて、上空から計測しました。

林道に置いたMatrice 400とZenmuse L3、送信機を持つ操縦者

地上では、スタッフがTrion S1を背負い、360度カメラを手に持って林内を歩き、計測と撮影を行いました。林内の木には、点群の中でどの木かを見分けるためのマーカーを取り付けました。

FJD Trion S1を背負って林内を計測するスタッフと、説明を聞く参加者

今後:取得したデータの解析

取得したデータから森林の3Dモデルを作り、立木の位置・本数・樹高・胸高直径を読み取れるかを検証します。上空と地上のデータで同じ木を正しく対応付けられるかも確かめます。結果は後日、ブログで紹介します。

当社では以前にも、ハンディSLAM(歩きながら周囲を3D計測する機材)で森林を計測し、樹木を解析した取り組みを紹介しています。

ハンディSLAMで森林を3DGS化|1回歩くだけで林の見える化と樹木計測を両立

ハンディSLAMで林を約10分歩いて計測し、同じ現地作業から林の3DGSと樹木1本ごとの胸高直径を作りました。胸高直径は台帳との差が平均約1cm。長野県内の杉・ヒノキ林で行った実証の結果と課題をASOLAB.が紹介します。

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2026年6月には、林野庁と共同で、ドローンによる苗木運搬の実証実験も行いました。

ドローンで苗木を運搬。長野・松本の林業現場で人力片道1時間を往復8分に短縮【林野庁との実証】

長野県松本市で林野庁と実施した、ドローンによる苗木運搬の実証実験。DJI FlyCart 30で人力片道1時間の区間を往復約8分に短縮しました。林業事業者・自治体向けに、導入のメリットや法規制、進め方をわかりやすく解説します。

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森林や地形の3D計測については、測量サービスと3Dモデリングのページをご覧ください。