こんにちは!今回のドローンニュースは
「NTTと東京大学、ミリ波RFIDタグによるドローン航法の向上を発表」についてです。
(a) 正確な航法による船やトラックと協調したドローンの環境計測や物資運搬。(b) ドローンの誘導およびタグ読み取りの方法。(c) RFID読み取り装置であるミリ波レーダを搭載したドローン。(d) コーナリフレクタ構造により広い読み取り範囲を有する、本研究で開発した無電源RFIDタグ
NTTと東京大学が共同で開発した新技術「ミリ波RFIDタグ」は、
視界不良や悪天候下でもドローンの航法精度を大幅に向上させます。
可視光よりも天候の影響を受けにくいミリ波を用いたこの技術は、
特に2022年以降のドローン無人飛行法規制緩和に対応し、
これまで困難だった夜間や荒天下での安定した飛行を可能にします。
新しいミリ波RFIDタグは、
空中から広範囲での位置情報読み取りを可能にし、バッテリーが不要です。
これにより、電源の確保が難しい地域での活動や、
災害対応・気象予測のためのセンサネットワークが構築可能に。
また、新タグ設計と固有値解析を用いた信号処理手法により、
読み取り範囲と精度が向上しています。
今後は、物流、医療等、多岐にわたる分野での応用が見込まれ、
多様なIoTセンサと連携した空中ネットワークの実現が期待されています。
この革新的技術が、社会インフラのさらなる発展に寄与することを見越しています。
参考記事
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1536079.html
画像(www.watch.impress.co.jp)https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1536079.html