NTTが世界で初めて「空飛ぶ避雷針」としてドローンを活用し、
雷を誘導する実験に成功しました。
この実証実験は2024年12月から2025年1月にかけて、
島根県浜田市の山間部で実施されました。
NTTは、通信インフラを落雷から守る新たな方法として、
ドローンを雷誘導に利用する耐雷技術と、
電界変動を用いた雷の誘発技術を開発し、
雷のコントロールに成功しました。
使用されたドローンには、
雷直撃にも耐える耐雷ケージ構造が採用され、
地上とドローン間に導電性ワイヤーを接続。
高耐圧スイッチにより電界強度を制御し、
意図的に雷を発生させることが可能となりました。
の画期的な技術により、
雷の被害を減らすだけでなく、
雷エネルギーの蓄積・再利用といった新たな可能性も広がっています。
今後NTTは、
ドローン誘雷の精度向上や発雷位置の予測、
さらには雷エネルギーの蓄積技術の研究も進め、
雷害対策の未来を切り拓く最前線に立ち続けるとしています。
参考記事
https://internet.watch.impress.co.jp/img/iw/docs/2008/231/html/02_o.jpg.html
画像(https://internet.watch.impress.co.jp)
https://internet.watch.impress.co.jp/img/iw/docs/2008/231/html/02_o.jpg.html