NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構)が、
見通し外飛行するドローンを安全に制御する技術の実証実験に成功しました。
この技術は、
障害物によって電波が届かない状況下でドローンを操作するために、
中継用ドローンを活用し、
169MHz帯電波で通信を確立するものです。
山中の砂防堰堤の点検を模擬した飛行経路で、
見通し外かつ携帯電話圏外でのドローン操作に成功し、
設備点検、捜索、災害調査など
幅広い用途でのドローン活用が期待されます。
この実験により、
中継用ドローンを介して、
見通し外のエリアでドローンを安全に制御し、
監視できることが実証されました。
これは、
山中や通信が届かない場所でのドローン活用が可能となり、
新たな可能性を開く重要な技術と言えます。
今後は、信頼性向上と長距離での実用化を目指し、
ドローンの飛行運用の普及に寄与していく予定です。
この成果は、
国土交通省東北地方整備局新庄河川事務所と
株式会社建設技術研究所との協力によって達成されました。
参考記事
https://www.drone.jp/news/2024012515133880426.html
画像(www.drone.jp)