2024年7月27日、
DJI Dock 2がアメリカ連邦航空局(FAA)の承認を受け、
人間の上空を飛行可能になりました。
AVSSは、
DJI Dock 2用ドローンパラシュートAVSS PRS-M3DTの
最新のカテゴリー2およびカテゴリー3適合宣言(DOC)を発表しました。
これにより、
オペレーターはDock 2用ドローンプラットフォームであるDJI M3D
またはDJI M3TDにAVSS PRS-M3DTを装備することで、
人の上空を合法的に飛行できるようになります。
このDOCは、
FAAによって承認された最初のカテゴリー2ドローンであり、
カテゴリー3の条件下で動作する場合のDJI Dock 2のより高い風制限も含まれています。
AVSSのオペレーション担当副社長であるマライア・マレー氏は、
「主要パートナーと共に数年間にわたりMOC承認取得に向けて取り組み、
DJI Dock 2のASTM F3322およびASTM F3389を最近完了した後、
FAAによるカテゴリー2とカテゴリー3の適合宣言の承認は、
AVSSにとって大きな節目です。
このDOC承認により、
DJI Mavic 3 Enterprise、Skydio X10、Brinc Responderなど、
より多くのドローンをDOC承認リストに追加することが楽しみです」とコメントしています。
カテゴリー2とカテゴリー3は、
パート21に基づく耐空証明を持たない0.55ポンドを超える無人航空機を使用して、
個人の上空でドローン操作を実施するためのパフォーマンスベースの適格性と運用基準を定めています。
カテゴリー2は野外集会の上空での持続飛行を許可し、
カテゴリー3は追加の安全制限を課しています。
カテゴリー3では、
閉鎖またはアクセス制限区域内またはその上空で行われ、
個人にドローン飛行の可能性が適切に通知されている場合、
またはドローンが操作に直接関与している個人または保護構造物または静止車両の下にいる
個人の上空を飛行し続ける場合を除き、
人間の集会の上空でのドローン操作は禁止されています。
このFAAの承認により、
ドローン業界は新たな段階へと進み、
さらに多くの用途での活用が期待されています。
参考記事
https://www.drone.jp/news/2024072712053793883.html
画像(https://www.drone.jp)