Amazonは2024年11月5日、
ドローン配送サービス「Prime Air」をアリゾナ州のフェニックスメトロエリア、
ウェストバレーでも開始することを発表しました。
Amazonが発表してから10年以上経つこのサービスは、
「注文から30分でのお届け」を目指し、
テキサスやアリゾナ内で徐々に展開されてきましたが、
今回の発表により幅広い地域での利用が期待されています。
ウェストバレーでの配送には、
2023年から導入された「MK30」ドローンが用いられます。
このドローンは、
静音性の向上や雨天対応の飛行能力を持ち、航続距離も約2倍に伸びています。
顧客が購入した5ポンド(約2.2kg)以内の商品を1時間以内で提供することが可能です。
このサービスにおいては、
アリゾナ州トールソンにある配送拠点「Same-Dayデリバリーサイト」から目視外飛行(BVLOS)が行われます。
Amazonは、長年BVLOS技術を強化しており、
2024年5月に連邦航空局(FAA)から承認を得ました。
これにより、目視外飛行が可能となり効率的な配送が現実のものとなりました。
フェニックス市長のケイト・ガレゴ氏は、
このサービスを歓迎し、
ゼロエミッションによる地域の環境への影響軽減を強調しました。
Amazonも今後、
ドローンプログラムの拡大計画を明らかにし、
顧客やコミュニティからのフィードバックを重視して進める方針です。
参考記事
https://gigazine.net/news/20241106-amazon-drone-delivery-arizona/
画像(https://gigazine.net)
https://gigazine.net/news/20241106-amazon-drone-delivery-arizona/