三菱総合研究所が、
東京都の委託を受け、
佐川急便、イームズロボティクス、日本気象協会、サンドラッグと共に、
ドローンを用いた配送サービスの社会実装に向けた
実証実験を2024年2月26日から青梅市で開始しました。
このプロジェクトは、
山間地域の物流課題を解決し、
生活利便性の向上を目指すもので、
これまでに2回の実証実験が行われており、
今回が3回目の挑戦となります。
実証実験は、
レベル3.5飛行を用いて宅配便の配送を行うことで、
災害時を含む様々なシナリオでのドローン配送の可能性を探ります。
レベル3.5飛行は、
デジタル技術を駆使し、
補助者や立ち入り管理措置なしにより広範な地域での
安全な飛行を可能にする進歩的な技術です。
この技術により、
ドローン配送の事業化に向けた新たな道が開かれることが期待されています。
今後、
三菱総合研究所は、
2024年度に更なる省人化を実現するための補助者なし目視外飛行
(レベル4飛行)の実施を計画しており、
2025年以降のドローン配送サービスの社会実装を目指しています。
このプロジェクトは、
ドローン技術の進化と社会への応用可能性を示す重要な一歩であり、
未来の物流業界におけるイノベーションの促進に貢献する見込みです。
参考記事
https://drone-journal.impress.co.jp/docs/news/1185878.html
画像(drone-journal.impress.co.jp)