埼玉県は2025年度より、
ドローンを活用した農薬散布支援を本格的に開始します。
これは、昨夏の猛暑による「イネカメムシ」の大量発生を受け、
コメ農家の被害を軽減するための広域的な防除対策の一環です。
これまで農家個人が担っていた害虫対策を、
県が助成する形で後押しするのは関東初となります。
カメムシ被害の現状
・2024年夏、埼玉県の春日部市では前年の約8倍、
加須市では約6倍のイネカメムシが確認され、稲作への深刻な被害が発生。
・カメムシが稲穂の汁を吸うことで、玄米に黒い斑点が発生し、
品質低下や収穫量減少を引き起こす。
・県内JAの調査では、作付面積の約5割で被害が確認された。
ドローンを活用した埼玉県の対策
・ドローンや無人ヘリによる農薬散布の費用を助成(JAなどの団体向け)。
・県農林公社に対し、ドローンリース費用の補助を実施。
・予算総額1,480万円を計上し、大規模な防除体制を支援。
農家の声と今後の展開
・「県の支援はありがたい。ドローンの操縦免許を取得し、自分でも対策を進めたい」
(84歳・松伏町の農家)
・ドローン操縦者の需要増加が予想され、
農業分野でのドローン活用が加速する可能性大。
・今後は、AIやリモートセンシングを活用した精密農業の発展も期待される。
ドローン業界への影響とビジネスチャンス
今回の埼玉県の取り組みは、他の地域への波及も考えられ、
ドローンサービス提供者や農薬散布オペレーターのビジネスチャンスが広がる可能性があります。
参考記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/4984596e58f1defeeee70488269c020351e5faf3