テラドローン株式会社とその子会社であるUnifly NVは、
デンマークのスカイパズラーApSと共に、
欧州でのドローンの目視外飛行運用強化に向けた覚書(MOU)を締結しました。
この協業は、
ドローン利活用の拡大と安全な目視外飛行の推進を目的としています。
スカイパズラーはデンマークに拠点を置くドローンの非衝突システム開発企業で、
運航管理システム(UTM)とシームレスに統合されたソフトウェアによって、
有人機と共有空域での自律型ドローンの安全運用を確保します。
ユニフライのトラフィック管理のデジタル化と
スカイパズラーの非衝突技術の組み合わせにより、
ドローンや空飛ぶクルマが普及する未来の空域での
安全な目視外飛行が実現されることを目指しています。
この技術統合により、
ドローン運用の手動操作を最小限に抑え、
スムーズな運航と人為的ミスによるリスクの軽減を実現します。さらに、
UTM技術のイノベーションを促進し、
業界全体でのドローン利活用の拡大に貢献します。
加えてこの協業は、
欧州における都市航空交通(UAM)や次世代エアモビリティ(AAM)の
社会実装を新たなステージに進めることを目指しています。
両社の代表は、
この協力関係を通じて、
ドローン業界を新たな段階に進め、
共通のビジョンを実現していくことに期待を寄せています。
さらに、
ドローンのシームレスな利用促進と二酸化炭素(CO2)排出量の削減を通じて、
輸送における環境影響の軽減にも貢献するとしています。
参考記事
https://www.drone.jp/news/2024032020050484140.html
画像(www.drone.jp)