福島県と会津ロボティクサービス共同企業体は1月17日、
南会津町において寒冷地でのドローン運用に関する実証実験を行いました。
旧檜沢中学校を拠点とした今回の取り組みは、
低温環境におけるデータ収集を目的としています。
当日は、気象観測装置を搭載したドローンを飛行させ、
現場上空の気象データを収集することに成功しました。
しかし、降雪と強風による視界不良のため、
予定されていた食品配送実験は中止となりました。
次回の実験は2月末までに実施される見込みです。
福島県によれば、
低温環境ではドローンのバッテリー消耗が早まる課題があり、
寒冷地でのデータ収集は耐寒性能の向上に欠かせないとしています。
南会津町は、
この実験がドローン産業の誘致に向けた大きな一歩になると期待を寄せています。
寒冷地対応の技術開発と地域産業の発展を目指す本実験。
次回の取り組みにも注目が集まります。
参考記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/f54922ec0737aa3783d6f35aeeb85cd21ee8e7d4