ウランバートル、モンゴル – エアロネクスト株式会社、Newcom Group、
セイノーホールディングス株式会社、
そしてKDDIスマートドローン株式会社は、
2023年11月13日にモンゴル国ウランバートル市で行われた
ドローンによる血液輸送の実証実験で大きな成功を収めました。
この実験は、
国立輸血センターと
モンゴル国立医科大学付属モンゴル日本病院間の
約9.5kmのルートで実施され、
外気温-15℃、
標高1300mという厳しい環境条件のもとで行われました。
実証実験の目的は、
ウランバートル市内の慢性的な交通渋滞や
脆弱な道路インフラが医療分野に与える影響に対処し、
新しい物流インフラを構築することにありました。
この試みにより、
医療物資の迅速かつ効率的な配送の新たな可能性が示されました。
使用されたドローンは、
エアロネクストとACSLが共同で開発した物流専用のAirTruckで、
最大5kgの荷物を搭載し、
最大20kmの飛行距離を持つ能力を備えています。
この実証実験での成功は、
モンゴル国の医療分野における
ドローン定期配送網の社会実装に向けた重要な一歩となりました。
また、実証実験は、
モンゴル新スマート物流推進ワーキンググループによる
活動の一環として実施されました。
このグループは、
モンゴルでのドローンを活用した配送網構築と
新スマート物流SkyHubの社会実装の可能性を検討しています。
今回の成功は、
ウランバートル市だけでなく、
モンゴル全体の医療物流に革命をもたらす可能性を秘めており、
今後の発展が期待されています。
参考記事
https://www.drone.jp/news/2023111713514076421.html
画像
(www.drone.jp)
https://www.drone.jp/news/2023111713514076421.html