2025年の大阪・関西万博で注目を集める「空飛ぶクルマ」のデモ飛行中に事故が発生しました。
事故は4月26日、
一般来場者のいないエリアでの飛行中に発生し、
上部に搭載された18個のプロペラモーターのうち1つが破損。
破損した部品は地上約10メートルから落下しましたが、
操縦士を含め怪我人はなし。翌日以降、運航は中止されています。
大阪府の吉村洋文知事は、
「原因の究明と安全対策を明らかにしたうえで再開を期待」とコメント。
しかしネット上では、
- 「まだ実用化には早いのでは?」
- 「ただの大型ドローンにしか見えない」
- 「『空飛ぶクルマ』という名称は誤解を招く」
といった厳しい意見が多数見られました。
現在、大阪府は6億円以上の予算を「空飛ぶクルマ」事業に投じていますが、
事故によって「税金の無駄遣いでは?」との声も出ています。
今回の事故は大きな人的被害こそなかったものの、
空中モビリティの社会実装における課題を浮き彫りにしました。
今後の技術開発と安全対策の徹底、
そして実態に即した呼称や広報戦略の見直しが求められています。
万博の「目玉」となるはずのこのプロジェクト。
果たして、安全かつ現実的な形で再び空を舞う日は来るのでしょうか。
参考記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ac35c684b30f3bad38d6b108ab4fa82a2e19637